大人気のアイドルグループ欅坂46の中でもトップクラスの知名度と人気を誇るメンバーの長濱ねるが、公式ブログでグループからの卒業を発表しました。
欅坂46は、AKB48グループから派生した坂道グループの第2弾として結成されたグループで、乃木坂46の妹分と言えるグループです。
企画段階では「鳥居坂46」というグループ名でしたが、デビュー時に「欅坂46」と言う名前になりました。
その欅坂46のメンバーの長濱ねると言えば、メンバーの中で5本の指に入る主力メンバーと言っても過言ではないくらいの重要人物です。
そんな主力メンバーが卒業してしまうことは、グループにとっても運営にとっても大きいことは間違いないでしょう。
しかも、これだけの人気メンバーであるにもかかわらず、卒業公演や卒業コンサートは開催しないかもしれないそうです。
また、卒業時期がいつかは未定でありながら、次回発売のシングルCDまで活動しないスピード卒業かもしれないんです。
さらに、卒業後の進路についても全く明かしておらず、芸能界を引退するかどうかまではっきりしていない状態。
大人気グループの主力メンバーが、卒業時期や進路もはっきりさせないままのスピード卒業になりそうな卒業発表という異例の事態に戸惑いを隠せません。
いったい、なぜこんな事態になってしまったのか?
考えられる卒業理由やいきさつ、そして卒業後の進路についてまとめます。
長濱ねるは賢いアイドルとして大人気で活躍するメンバー
長濱ねるさんの「ねる」という名前、珍しい名前ですが、本名です!
お母さんが「◯る」という名前をつけたくて、「あ」から順番に「ある」「いる」という風に、当てはめていって、一番しっくりきた「ねる」に決まったとのこと。
考えを「練る」という意味もこめられているそうです😊😊😊😊 pic.twitter.com/gGfPINOqEZ
— 長濱ねる1st写真集 ここから【公式】 (@neru_nagasaki) 2017年12月8日
長濱ねるのプロフィールはこちら。
長濱ねるプロフィール
欅坂46の1.5期生
ニックネーム:ねる
所属チーム:チームB
生年月日:1998年9月4日
血液型:O型
身長:159センチメートル
出身:長崎県長崎市
「長濱ねる」という名前はとても珍しいですが、「ねる」という名前は母親が考えたもので間違いなく本名なんです。
ねるの出身は長崎市ですが、3歳から7歳まで長崎県の五島列島で育った女の子です。
長崎の五島列島の大自然の中で育ったねるですが、すごく頭がいい秀才メンバーとして知られています。
出身高校は、東京大学や京都大学など有名大学へ多数進学している実績を持つ進学校の長崎西高校です。
高校生時代には、あの有名な「高校生クイズ(全国高等学校クイズ選手権)」の長崎県予選で決勝大会まで進んだことがあるくらいなんですよ。
長濱ねるの人気の秘密は頭の良さと愛嬌のあるたぬき顔
長濱ねるの人気は、若い女の子のアイドルには珍しく頭がいいというのはもちろんですが、顔立ちや雰囲気も人気の要素になります。
ファンからは「たぬき顔」とよく言われますが、アイドルだからと言ってめちゃくちゃキレイ系やカワイイ系ではなく愛嬌があって親しみやすい顔つきが人気なんです。
かわいいのは間違いないけど、親しみやすさがある顔立ちですね。
見ていて親近感があるし、頭の良い子らしい落ち着いて物静かで丁寧な振る舞いなどもあり、好印象を持たれやすくて人気なんじゃないかと思います。
あと、ときどき出る長崎弁の方言もかわいいですね。
テレビのクイズ番組にソロで出演するくらいの活躍ぶり
長濱ねるってアイドルとして愛嬌抜群のルックスやし 方言あるかわいい声 トーク力もあり バラエティの立ち回りも抜群 学力もあり秀才 演技の表現もセンス感じるし 非の打ち所がない超逸材じゃねぇか pic.twitter.com/oI6yDnAWs4
— 乃木坂46&バナナマン垢 ⊿ (@mcmanbanana) 2016年9月13日
欅坂46を知らないという人でも、長濱ねるはテレビで見たことがあって知っているという人は意外と多いです。
なぜなら、ねるはテレビのクイズ番組によく出演しているからです。
地上波のゴールデン番組では、テレビ朝日系列の「ミラクル9」をはじめ、特番の「ザ・タイムショック」や「くりぃむVS林修!クイズサバイバー」に準レギュラーのように出演しています。
また、2019年の正月には「芸能人格付けチェック」にも欅坂46代表の4人のうちの1人として出演していました。
しかも、ただ出演するだけじゃなくちゃんと問題に正解もして結果も出していますよ。
クイズ番組だけじゃなく、AGAヘアクリニックのテレビCMやNHKのBSプレミアムのドラマ「かんざらしに恋して」などにも出演するなど活躍の幅を広げています。
2018年7月には、日本テレビ系のドラマ「七夕さよなら、またいつか」に初主演しを果たています。
このように、ねるは地上波のテレビ番組にたくさん出演しているので、欅坂46のグループメンバーの中でも一般的な知名度はトップクラスと言ってもいいでしょう。
最終オーディションを受けずに加入した特例のメンバー
長濱ねるさん。約3年間、どうもお疲れ様。
15年の8月、貴方は最終オーディション当日の朝に長崎に戻されて、反対されて、それでも結果的にひらがなけやきが生まれて、兼任の厳しい期間、諦めず、兼任解除後も長崎弁とルックスで癒して、一生懸命だった。本当に、夢だと信じたい。卒業おめでとう。 pic.twitter.com/M1eMSvhXv5
— 欅、オタ。/爺やに言っちゃいますよ系/◢͟│⁴⁶🐎⚽️🌙💤🇯🇵 (@Gk2jj1VBl8lLWpG) 2019年3月7日
長濱ねるは欅坂46の1期生の立ち位置ですが、厳密にいうと1.5期生と言われています。
その理由ですが、実は最終オーディションを辞退して受けていないからなんです。
そのため、1.5期生と言われているんです。
AKB48では篠田麻里子が1.5期生になりますが、欅坂46の長濱ねるにも1.5期生になったいきさつがあります。
長濱ねるは、乃木坂46の1期生メンバーの伊藤万理華に憧れてアイドルを目指します。
2015年に、欅坂46の1期生オーディションに応募して第3次審査まで突破するも、母親が猛反対します。
そのため、東京都内で開催される最終オーディション審査当日に、東京にいたねるは地元の長崎に強制的に連れ戻されてしまって最終審査を受けられなくなってしまいました。
しかし、自宅で悔しくて泣いている娘の姿を見た父親が運営スタッフに相談すると、スタッフがねると両親を乃木坂46のコンサート「真夏の全国ツアー2015」に招待します。
そこで、メンバーたちの輝いている姿やメンバーの両親のメッセージ動画を見て、母親も考え方を変えます。
話し合った結果、長濱は特例でめでたく欅坂46に遅れて加入することになったんです。
つまり、最終審査前の段階でねるは欅坂46に合格することがある程度は決まっていたということになるんでしょうかね。
それだけ、ねるは加入前から逸材だったということになります。
最初は欅坂46ではなく「けやき坂46」のメンバーとして活動
遅れる形で欅坂46に加入することになった長濱ねるです。
しかし、どういう経緯であれ最終オーディションを受けていないのにそのままグループに加入することはできないという秋元康プロデューサーの考えがありました。
そこで、長濱ねるは「けやき坂46」のメンバーとして活動を始めます。
欅坂46とは別に、2015年4月に新しく「けやき坂46」というアイドルグループをオーディションから始めて結成し、そのグループのまとめ役として活動することになります。
つまり、欅坂46の新メンバーとして加入し、けやき坂46のまとめ役として活動するというちょっとややこしい形でした。
以前のけやき坂46は、「漢字けやき」に対して「ひらがなけやき」と呼ばれて区別されていました。
ちなみに、けやき坂46は現在は改名して「日向坂46(ひなたざかフォーテイーシックス)」という名前のグループで活動しています。
もしかしたら、長濱ねるがいなかったら日向坂46はなかったのかもしれませんね。
日向坂46は、長濱ねるのために結成されたアイドルグループと言えるんじゃないでしょうか。
欅坂46とけやき坂46との兼任メンバーを経て欅坂メンバーになる
長濱ねるさんはやっぱり
「オーディションに合格していない1.5期生」っていう引け目があって…1期生は優しく迎えてくれたけど、オーディション合格2期生9人加入で「疎外感」みたいなものを感じたのかも…
2ndフォーメーション発表の時…感動したなあ😭#長濱ねる pic.twitter.com/Ws6IjrHvLG— 春くん@春よこい (@ekds1112kmk) 2019年3月7日
欅坂46の新メンバーになり、けやき坂46(現在の日向坂46)のまとめ役として長濱ねるは活動を開始します。
けやき坂46での活動なので、欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」には参加できませんでした。
でも、2ndシングルの「世界には愛しかない」には欅坂46との兼任メンバーという形で参加します。
さらに、収録曲の「また会ってください」ではソロ曲を務めました。
その後、2017年9月、欅坂46の5thシングル「風に吹かれても」からけやき坂46との兼任解除が発表されて欅坂46専任メンバーとなりました。
ここで、最初の目的だった欅坂46の専任メンバーの立場にようやくなれたわけです。
同じ年には1stソロ写真集「ここから」を発売して、発売初週に約9万8000部を売上げて女性ソロ写真集の週間売上部数で歴代2位となりました。
現在までも、累計20万部以上を売り上げています。
さらに、今ではテレビ番組の特にクイズ番組で大活躍するようになりました。
デビューから少し回り道をしましたが、結果的に欅坂46のメンバーとなってグループの中でもトップクラスの人気と知名度を誇るようになったんです。
長濱ねるが欅坂46を卒業することを決断した理由とは?
乃木坂が好きで、
まりかが好きでオーディション受けて
思ってたのとは違う路線だったとしても
大切な仲間も増えただろうに
いつの間にか昔仲間だったひらがなは改名してかわいいまっしぐらのグループになって
21人の絆はほころび始めて
色々あったんだろうな
これからも応援してる#長濱ねる pic.twitter.com/M6wykp6pRt— 愁。⊿ (@Syu3571) 2019年3月7日
欅坂46のグループでトップの人気と知名度を誇るメンバーの長濱ねるが卒業を決めた理由とは一体何だったのでしょうか?
これだけの中心メンバーが卒業を考えて相談したとなれば、運営から引き止めが少なからずあったに違いありません。
それなのに卒業を発表したとなれば、ねる本人の意志がとても強いからでしょう。
これほどまでに、ねるに卒業を強く思わせた理由は何なのでしょうか?
ここから、考えられる卒業理由についてまとめます。
大学に入学して勉強をしたくなったから?
欅坂46きっての秀才メンバーとして知られる長濱ねるですが、意外なことに高校卒業後は大学に進学していません。
長崎県のトップの進学校である長崎西高校を卒業して大学に進学すると思っていたので、これは当時ちょっと意外でしたね。
それだけ、芸能界やアイドルの仕事一本でがんばっていくという強い気持ちがあったんでしょう。
高校を卒業してもうすぐ3年がたち、現在は20歳になって成人している長濱ねるですが、ここでもしかしたら大学でしっかり勉強したいという意思が出てきたのかもしれません。
もともと頭のいい子なので、勉強することはそこまで嫌いではないはず。
勉学の道を一度離れてみて、何か興味を持つ分野ができて勉強してみたい気持ちが芽生えたのかもしれませんね。
過去には、長濱ねると並んで頭がいいメンバーとして知られていた米谷奈々未が大学1年生の時に学業専念のために欅坂46を卒業しています。
また、ほかに頭がいいことで知られる高校生メンバーの原田葵は高校3年生になった2018年5月から学業のために現在も活動休止中です。
欅坂46の活動は、学業と両立するのはなかなか難しい環境にあるのかもしれませんね。
平手友梨奈の一強体制に疑問を持っていたから?
今の欅坂46の活動の体制ですが、てちこと平手友梨奈がずっとセンターを務める形で活動し続けています。
長濱ねるが卒業発表をするまでのシングル8曲全てのセンターが平手友梨奈なんです。
平手友梨奈がそれだけすごい素質や人気があるからという理由があるからでしょうけど、ほかのメンバーにあまりチャンスがあるように感じられない状況です。
もちろん、センターになることが全てではないですが、アイドルに憧れて入ってきたメンバーにとっては大きい要素であることは間違いないはずです。
今の欅坂の運営体制に、この先も大きなチャンスが巡ってくることがなさそうだと判断したのかもしれません。
日向坂46(旧けやき坂46)の人気がどんどん上昇してきたから?
今更感強いが
長濱ねる卒業後はどうなるの?あと、卒業決意したのってやっぱり日向坂46のスタートを見届けたから?
欅坂はねるが卒業したら推しいなくなるけど
やっぱりねるは
わいの中では一番の推し!
これからどうなるのか楽しみそ
れ
で
!
日向坂は渡邊美穂を推すことにした!
直感で pic.twitter.com/RIHhRFCXLE— ハンゴリラ (@hanngorira) 2019年3月30日
長濱ねるは、欅坂46の専任メンバーになる前は、けやき坂46すなわち現在の日向坂46のまとめ役としてがんばっていました。
今、日向坂46は欅坂46に負けないほどの人気をつけてきています。
長濱ねるが兼任解除となって、当時のけやき坂46を抜けたのが2017年の9月のことです。
その翌年の2018年には、けやき坂46は日本武道館でライブを開催したり、テレビ番組では冠番組「ひらがな推し」がスタートしたり、デビューアルバム「走り出す瞬間」を発売したりしています。
まさに、どんどん勢いを増しているアイドルグループになってきています。
かたや、長濱ねるは本来の目的だった欅坂46の専任メンバーになったとはいえ、欅坂46のセンターは不動の平手友梨奈です。
キャプテンの菅井友香や副キャプテンの守屋茜と違って、ねるには何らかのポジションもありません。
けやき坂46時代もまとめ役ではありながら、キャプテンという肩書がついていたわけではありませんでした。
けやき坂46から改名した日向坂46は、かっこいい系統の欅坂46とは違う方針のかわいい系がコンセプトで、キャプテンの佐々木久美とエースの小坂奈緒を中心に人気を集めています。
そもそも、ねるがいなかったら現在の日向坂46は存在さえしていなかったかもしれません。
しかも、ねるがまとめ役として成長させてきたグループとも言えます。
もし、ねるが日向坂46に在籍し続けていたら、せめて兼任のままでいたら、ねるが日向坂46のセンターやキャプテンだった可能性も十分にあります。
かわいい系の日向坂46のコンセプトのほうが、ねるの雰囲気に合っていたんじゃないでしょうか。
かっこいいクール系の欅坂46では、どうしてもキャラが立っていない部分があると思います。
長濱ねるの経歴を見ると、どうしてもタイミングが悪く不遇と感じざるを得ない部分が出てきてしまうんです。
ねる本人も、そこを少なからず感じていて、それと同時に自分が引っ張ってきた日向坂46の人気が急上昇したのを見てやりきった感が出たのかもしれません。
長濱ねるの卒業時期と卒業後の進路の予定は?
何か段々長濱ねるちゃんの卒業&引退の実感が押し寄せてきた😭😭😭
欅坂46を強いグループにしてくれてありがとう長濱ねるちゃん😭😭😭#長濱ねる pic.twitter.com/UrREoAxiEo— 桃物語🍑🌸(ももきゅん)🍑🐶獅子座戌年O型 (@momokyunkyun082) 2019年4月6日
長濱ねるの卒業発表で気になることは、卒業時期や活動終了日そして卒業後の進路ですね。
ねる本人は卒業時期について、卒業発表した公式ブログの中でこんなコメントをしています。
「約束なく気持ちを緩めて考えられたらなと思っています。心を込めて生きていきますね」
なんだか哲学的な文章で、ねるの頭の良さが垣間見れるようなコメントだと思います。
まぁ、つまり卒業する時期は現段階で全くの未定ということです。
ただ、現在の8thシングル「黒い羊」が最後のシングル参加になるということらしいので、欅坂46の9枚目のシングルが発売される前に卒業する可能性が高いです。
これまでの夏や秋にシングル曲が発売された時期は8月か10月なので、今年もそのくらいだとすると、ねるの卒業時期はどんなに遅くても8月あたりまでと考えられます。
ただ、この3月の時期に突然の進路未定での卒業発表ですから、もっと早く年度が変わった4月5月での卒業も十分に考えられますね。
今月21日の握手会が最後の握手会とブログに書かれているので、最短で3月21日の握手会が活動終了日となるスピード卒業の噂まであります。
いずれにしても、もうあまり長い時間は残っていないでしょうね。
長濱ねるは欅坂46を卒業後は芸能界を引退?気になる進路は?
長濱ねるは、欅坂46の卒業後の進路についてあきらかにしていません。
芸能界を引退するかどうかさえはっきりしていないのですが、考えられる可能性としてはどういうものがあるのでしょうか?
まずは、米谷奈々未のように芸能界を引退して学業に専念する可能性があります。
秀才メンバーの長濱ねるなので、新たに大学や専門学校に入学しなおして勉学に励むことは十分にできるでしょう。
芸能界を引退しない方向であるなら、ドラマやCM出演の経験を活かして女優として活動しつつ今までのようにクイズ番組に出演して活躍することもできるでしょう。
ただ、アイドルグループを卒業してアイドルでなくなると、クイズ番組に呼ばれるには高卒の学歴では厳しいかもしれません。
そのため、芸能界を引退するしないにかかわらず大学に進学するのではないかなと思っています。
4月になったら「大学に入学しました」なんてブログ更新があったりするかも・・・なんて思ってしまいます。
いずれにしても、頭がよくてしっかり者のねるですから、アイドル人生の次のこともちゃんと考えているんじゃないでしょうか。
欅坂46の人気メンバーが新たな決断と人生を選び、新たな道へと進むことは残念な気持ちではありますが応援していきたいですね。
卒業コンサートをするのかどうかもわからない状態ですが、活動終了日までメンバーやファンとのアイドル人生の良い思い出を1つでも多く作って卒業してほしいですね。